●元モーニング娘。1期生の紹介です●
●1期生●
1997年 5月に行われた「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション」の最終選考に残るも惜しくも落選した5人(中澤 裕子・石黒 彩・飯田 圭織・安倍 なつみ・福田 明日香)で結成された。
ちなみに「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション」のグランプリは平家みちよである。
1997年11月3日、『愛の種』をインディーズ発売する。
このCDを手売りで5万枚販売できたらメジャーデビューさせてもらえるという条件で大阪からメジャーデビューへの挑戦がスタートし、11月30日4カ所目のナゴヤ球場にて5万枚完売を見事に達成する!!
1998年1月28日、1st シングル『モーニングコーヒー』でメジャーデビューを果たす。
●中澤 裕子●・・・1973年6月19日生まれ
・京都府福知山市出身・血液型:O型
・愛称:裕ちゃん、姐ーさん、なかざーさん、ゆゆたん など
・1997年 5月、「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション 大阪地区予選」に参加
1997年9月に結成された「モーニング娘。」オリジナルメンバーの初代リーダー
大阪でOLとして勤めていたが、「人生、冒険したいですから」との言葉どおり、オーディションに挑戦。グランプリは逃すものの〈モーニング娘。〉としてデビューを勝ち取った。
〈モーニング娘。〉のリーダーとして活躍しただけでなく、ハロプロ全体の「よき姐御(あねご)」としてもメンバーからの信頼は厚い。
座右の銘は、「弱肉強食」。
2000年4月15日に大阪城ホールで行われた『モーニング娘。ライブレボリューション21春〜大阪城ホール最終日〜』 公演で卒業した。
1998年8月5日、ソロ〈中澤裕子〉で1stシングル「カラスの女房」発売。
以降、〈中澤ゆうこ〉名で2ndシングル「お台場ムーンライトセレナーデ」(同年12月2日)、3rdシングル「純情行進曲」(1999年6月9日)と演歌をリリース。
続いてj-popに路線変更し、4thシングル「上海の風」(2000年7月12日)、5thシングル「悔し涙 ぽろり」(2001年2月15日)を発売。「モーニング娘。」として最後のソロシングルとなりますが、カップリングとされた曲「恋の記憶」は本人が作詩を手がけた曲で、いわゆる「中澤裕子の卒業ソング」と言われています。
ビール好きで、バナナ、トマトが苦手。得意料理は、「焼きうどん」と、番組で習った「ロール・レタス」。
2001年3月7日夕に記者会見を開き、春のコンサート『モーニング娘。CONCERT TOUR 2001“ライブレボリューション 春”』最終日〈4月15日、大阪城ホール〉をもって、ソロ活動に専念するために〈モーニング娘。〉を卒業することを発表。
翌日のラジオ「モーニング娘。中澤裕子のallnightnippon SUPER!」で、再び「人生、冒険したいですから」との言葉を口にしている。
デビュー時すでに24才で、アイドルトしてのデビューはかなり遅いがリーダーとしての資質の高さはずば抜けていて、まだ未熟だったグループの纏め役として素晴らしい貢献を果たした。
「ひとりでどれだけできるんだろう、何ができるんだろうって、それをすごく自分で楽しみながら仕事したいんです。で、その中で自分にとってプラスになるもの、ならないもの、やりたいこと、やりたくないことが見えてくるじゃないですか。だいたい私はそんなに器用な人間じゃないし、なんでもかんでもマルチに、歌もお芝居もバラエティもって全部できるわけない。どれかひとつだけでも自分の中で『コレ!』ってものが見つかればいいなって思ってるんです」(別冊JUNON「Girls-up!」2002 GIRLS POP ARTIST FILE)
●石黒 彩●・・・1978年5月12日生まれ
・北海道札幌市白石区出身・本名:山田亜弥・血液型:A型
・愛称:あやっぺ・黒江
・1997年 6月、「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション 札幌地区予選」に参加
〈モーニング娘。〉の初期メンバー。
鼻ピアスと「隣のお姉さん」的キャラクター、ロックな歌声で人気を集める。
タンポポ誕生時からのメンバーとしても活躍。
2000年1月7日、大阪厚生年金会館での『ハロプロ・コンサート』を最後に〈モーニング娘。〉を卒業。芸能界を引退。
1997年9月の結成以来のオリジナルメンバーで、2人目の卒業組として2000年1月に脱退、脱退の理由は「夢であったデザイナーを目指す・・・」という事であったハズなのですが、どうやら真相は「寿退社」であったようです。
脱退後はロックバンド「LUNA SEA」のドラマーである「真矢(しんや)」氏と結婚、同年11月5日に無事、女の子を出産。2児の母として芸能界から離れていましたが、2003年8月、初エッセイ『娘。からママへ』を発売、同時に記念イベントとして握手会が行われました。
今後は可能な範囲で芸能活動も行ってゆくとのことで、すでにいくつかのバラエティ番組などにも出演し、着実にタレントとしての地位を固めつつあります。
「常に刺激に包まれているのがモーニング娘。じゃないですか。お互いに刺激し合って、その上で協力しながら進んでいく。その過程が私たちにとって、とても楽しい作業なんですよね」(「WEEKLYプレイボーイ」1999年9月28日号)
●飯田 圭織●・・・1981年8月8日生まれ
・北海道札幌市出身・血液型A型
・愛称:かおり、かお、かおりん、かおたん、ジョンソン、いいらさん など
・1997年 6月、「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション 札幌地区予選」に参加
〈モーニング娘。〉の初期メンバー。
中澤裕子が〈モーニング娘。〉卒業後、中澤からの指名により2代目リーダーに就任する。
2005年1月30日、横浜アリーナで行われた『Hello! Project 2005 Winter オールスターズ大乱舞【千秋楽】〜A HAPPY NEW POWER! 飯田圭織 卒業スペシャル〜』公演で卒業した。
特技は「人をまったりさせること」。座右の銘は「愛と平和」。理想の生活は「自給自足」。
「ボ〜ッとしだすと止まらない」という天然少女。
思い切りのいい歌とダンス。まっすぐさとユニークな感性故に意表をつくトーク。そしてそれらの端々に表れる可憐さが魅力。
絵画展「モーニング娘。〜アート&カラー2002」や詩画集「飯田圭織 心のスケッチブック」(税別:\1,429 近代映画社)、「世界フィギュア2002NAGANO大会」の公式マスコット「すのっぴぃ」のデザインなども手がける。
2002年5月1日、ソロ写真集「かおりKAORI圭織。」を発売。
また、社会派ノンフィクション作家・鎌田彗さんの「ライオンのマルジャン」(同年12月13日発売、主婦と生活社)に、心温まる繊細なタッチで挿絵を描いている。
タンポポ誕生時からのメンバーとしても活躍。
しかし、2002年7月31日に行われたハロプロ組み替え会議の席上、タンポポ卒業が発表された。
「いちばん大切なのは笑顔だなって、思えるようになってきて。リーダーってムードメーカーというか、モーニング娘。の空気を作ってく存在じゃないですか。なのに、リーダーが悩んでたらねぇ、みんなも楽しい雰囲気になれないし。だから、ヨシ、いつも笑っていようって心がけるようにしてるんです」(別冊JUNON「Girls-up!」2002 GIRLS POP ARTIST FILE)
●安倍 なつみ●・・・1981年8月10日生まれ
・北海道室蘭市出身・血液型A型
・愛称:なっち、なっつぁん、なちみ、あべちゃん など
・1997年 6月、「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション 札幌地区予選」に参加
〈モーニング娘。〉の初期メンバー。
中学生時代、いじめられて自殺をも考えていたときに、ラジオから流れる歌から力を得て乗り越えた。
この経験から、「人の心を動かす歌手」を目指す。
初期には福田明日香とともに、〈モーニング娘。〉本体のメイン・ボーカルとして活躍。
卒業に至るまで「モーニング娘。の顔」として走り続ける。
2003年8月には初のソロシングルとして『22歳の私』をリリース。 2003年7月代々木第一体育館で行われたHello Project 2003〜よっしゃ!ビックリサマー〜公演中につんく♂から、2004年1月25日に6年間活動を続けてきたモーニング娘。を卒業することが当然発表された。
2004年1月25日に横浜アリーナで行われた『Hello! Project 2004 Winter 〜C’MON! ダンスワールド〜』公演で卒業した。
デビュー前、初期メンバーと横浜アリーナを満員にするという目標を語ったが見事に達成した!!
現在、ソロとして活動中。
さらに、ソロ写真集「ナッチ」(1999年12月1日)第2弾写真集「なつみ」(2001年12月6日)の発売やCMへの出演、アルバム「プッチベスト〜黄青あか〜」収録のソロ曲「トウモロコシと空と風」など、少しずつではあるが、ソロ活動も着実に展開中。
2001年1月からの連続ドラマ「向井荒太の動物日記 愛犬ロシナンテの災難」〈日本テレビ系列〉に遠藤春菜役で出演。愛犬の死を受け止め、前を向いて歩んでいく真っ直ぐな女の子を熱演した。
また同年8月18、19日の日本テレビ系「24時間テレビ」内のスペシャル・ドラマ「最後の夏休み」でも白血病と闘う主役の少女・佑子を好演。
2002年1月2日のテレビ東京系新春時代劇「壬生義士伝〜新撰組でいちばん強かった男」で時代劇に初挑戦。新撰組隊士・吉村貫一郎(渡辺謙)の妻・しづ(高島礼子)の少女時代役で出演。
また同年1月からの日本テレビ連続ドラマ「ナースマン」に心臓に難病を抱える患者・坂口美和役で出演。
女優としても着実に実績を積み重ねている。
「地元の親友が東京に出てきたので、久し振りに会っていろいろ話したんです。彼女、本当はやりたいことがあるけど、生活しなくちゃいけないし、やりたくない仕事をやってるんだって寂しそうに言うのを聞いて、私はなんて恵まれてるんだろうって思った。やりたい仕事をやって、ちゃんとお金ももらえて、それで生活できてる。そんな状況なのに、悩んでたら親友にも申し訳ないなって」(別冊JUNON「Girls-up!」2002 GIRLS POP ARTIST FILE)
●福田 明日香●・・・1984年12月17日生まれ
・東京都大田区出身・血液型:B型
・愛称:明日香、福ちゃん、焼き銀杏 など。
・1997年 5月、「シャ乱Q ロックボーカリストオーディション 東京地区予選」に参加
〈モーニング娘。〉の初期メンバー5人の中で最年少ながら、抜群の歌唱力を買われ、安倍なつみとともにメイン・ボーカルとして活躍。
「珍味」(by つんく)と言われる一種独特の雰囲気の中にも、年相応な少女の表情も見せ、そのギャップに惹かれたファンは数多い。
3rdシングル「抱いて HOLD ON ME! 」で、〈モーニング娘。〉初のオリコン1位を獲得した際、メンバーが抱き合って喜ぶ中、「オリコンの1位がすべての1番じゃないから。まだまだです」との発言を残している。
1999年4月18日の東京厚生年金会館で行われた『モーニング娘。Memory〜青春の光〜』公演を最後に、〈モーニング娘。〉を卒業。芸能界から引退。
同年5月、本人いわく「語り下ろし」の自伝フォトエッセー「もうひとりの明日香」発売。
中学1年のときに同級生だった友人〈より子。〉を和田元マネージャーに紹介。インディース・デビューのきっかけを作った。
「歌うこと。あと、音楽と手をつないで生きてくこと。
それがわたしの全てだって思いながら、ちっちゃい頃からずーっと過ごしてきたんですよ。今は、それだけが全てじゃないって思ってますけど、昔のわたしは音楽ばっかりで。もう、いっつも歌ってばっかりの『歌う子供』だったんです」(「もうひとりの明日香」ワニブックス)